山村留学・こどもキャンプ・銀河もみじキャンプ場の運営等様々な事業を行っております。

保護者の皆様へ

浪合通年合宿の基本的事項

~約束事および大切にしている考え方~

浪合通年合宿センターには、明確な教育目標があります。

  • 自分で考え、正しい行いができる人
  • 人のためにつくせる人
  • 共同生活ができる人
  • 心と体を鍛える人
  • 自然と親しめる人

この教育目標にそって、通年合宿の活動や言動がデザインされていきます。

  したがって、センターでのルールに関しても、最低限度必要なこと以外は、教育目標を根幹とした話し合いによってつくられていきます。だから、毎年同じルールがあって、まったく同じ生活をしている、というわけではありません。そういったライブ感ある取り組みが、教育目標の具現化のひとつだと考えています。しかしながら、お申込いただく前に十分に理解しておいていただきたい事柄もあります。そのことについて以下に記しますので、良くお読みください。
※不登校対策施設、社会福祉施設ではありません。

面会について

○参観日や音楽会、運動会などの学校行事や、収穫祭などのセンター行事と合わせると、月1回程度の面会の機会があります。冠婚葬祭他、個人的な面会の場合は、その都度事前にご連絡いただき、承諾を得てお会い下さい。

○面会にあたり気をつけていただきたいこと
 
 センターには4月からみんなで積み上げているものがあります。我が子やその仲間たち(面会後も仲間たちとのくらしは続きます!)が築いてきたものを、1回の面会で壊してしまうことがあります。それは信頼であったり、友情であったり、約束であったりします。こどもたちはそれぞれくらしに関わる役割を持っています。面会を理由にその役割を免除することはしていません。交代することは可能ですが、無理な交代はその後のくらしに影響をあたえますので、我が子にだけ目がいってしまう面会ではなく、他の子への配慮も忘れないようにお願いします。

○保護者の皆様には、センターの行事、学校の行事、地区の行事にあたり、お客様ではなく、まさに一緒につくりあげていく村の一員として積極的に参加していただきたいと思います。

手紙・電話・Eメール・LINEのこと

○手紙等につきましては、ご自由に文通ください。センターでは手紙・はがきによる文通を最も奨励しています。文字を書くこと、気持ちを伝えるために書くことの大切さを学んでほしいからです。

○電話につきましては、緊急時以外はご遠慮ください。

○『LINE OFFICIAL ACOUNT』を活用し、保護者様のLINEと通年係が繋がり、学級便りや個別の連絡をしています。

○お子様へのメッセージは、センター代表アドレスにメールを頂いたり、LINEの文章や写真をプリントアウトして本人に渡す、というような形で対応しています。

持ち物について

○具体的な持ち物については、入園手続きの際に詳しく説明いたしますので、ここでは、原則的なお知らせやお願いについて記します。

○必要最低限のもの以外は、持って来ないようにして下さい。整理整頓は、持ち込むものの取捨選択から始まります。また、モノが溢れた暮らしを見直し、本当に必要なものとそうでないものを見分けるセンスを育みたいと思います。

○現金を持ち込むことはご遠慮ください。図書券などについても同様です。必要なものはセンターで各個人費用より購入しますので、申し出て下さい。自分で管理できる場合は、封筒に切手などを貼った上で、お渡し頂いても構いません。

○センターの宿泊室には、2段ベッド、押入、衣類等整理ボックス、本棚、座卓、文房具整理箱、電気スタンド、ブックエンド等があり、冬季には暖房器具、湯たんぽを用意します。ご家庭から家具や電気製品の持ち込みは原則としてお断りしています。

○スマホ・タブレット・パソコン・その他wifi接続、インターネットが接続が出来る機械、また音楽機器の持ち込みは不可です。

○衣替えの時期には、それまでの衣類を持ち帰るようにして下さい。

○電子ゲーム類は、ハード・ソフトを問わず、持ってこないようにお願いします。その他のおもちゃ類は、愛着があるもの少数にとどめてください。トランプ、ウノ、将棋、オセロ、ボードゲーム類などは、センターに用意してあります。

○スポーツ用品や図書、マンガ本も、おもちゃと同じく整理整頓ができる範囲にして下さい。なお、センターには図書室がありますし、学校や地域にも図書館があります。

○宅急便などでの荷物の発送は、手紙と同じく自由にしていただいて結構です。その際、お子様宛ての、おやつなどの食品を同封しないでください。おやつは毎日センターで用意していますし、園生の宿泊室では飲食しないようにしています。

一時帰省について

○長野県の夏休み、冬休みは、他の県に比べるとやや短いのですが、ほぼ同時期にあります。これらの長期休暇期間は家族のみんなと共に過ごす時間として位置づけ、原則としてそれぞれの実家に戻って生活します。

○ゴールデンウィークはセンターで活動をしますので、帰省はしません。

○春休みは、3月中旬からとなります。修園式を持って、修園となり帰省となります。

○法事や冠婚葬祭、受験や受験校の下見など、保護者の方からのお申し出による大切な用事がある場合も、一時帰省することができます。